「設立○年」だけでは伝わらない会社の価値
会社のウェブサイトにある「沿革」や「会社概要」のページ。
多くの担当者は「わざわざじっくり見る人はいないだろう」と思いがちですが、実はこのページが会社の信頼性を伝える上で非常に重要な役割を果たします。
特に、BtoB(企業間取引)のように信頼性が重視されるビジネスでは、「会社がどれくらい長く事業を続けているか」が取引相手を選ぶ上で重要な判断材料になります。
設立日をただ記載するだけでなく、これまでの歴史を丁寧に伝えることで、「この会社は長い歴史を持つ信頼できる会社だ」と認識してもらえるのです。
なぜ沿革を詳しく載せるべきなのか?
沿革を充実させることには、いくつかのメリットがあります。
- 会社の信頼性を高める
企業の継続は、それ自体が信頼の証です。
「この会社は、創業以来、時代の変化に対応しながら事業を続けてきた」という事実を伝えることで、訪問者は安心感を抱きます。これにより、競合他社との差別化を図り、「この会社なら任せられる」と思ってもらうことにつながります。 - 企業の歩みや成長を物語る
創業から現在までの出来事を時系列でまとめることで、会社の歩みや成長、苦労したこと、そしてそれを乗り越えてきた軌跡を伝えることができます。
たとえば、新しい事業を始めた年、受賞歴、支店の開設、特定のプロジェクトの成功などを具体的に記載することで、会社に「物語」が生まれ、訪問者の興味を引きつけます。 - 情報を一元管理する
ウェブサイトに沿革を掲載しておけば、会社の歴史に関する情報を一か所にまとめておくことができます。
これにより、社員や関係者がいつでも会社の歴史を振り返ることができ、社内の一体感を高める効果も期待できます。
地味な内容でもOK!沿革の掲載例
「うちの会社には、そんなに書くほどの歴史はない…」と考える方もいるかもしれません。
しかし、特別な出来事でなくても大丈夫です。会社の成長を示す小さな一歩から始めてみましょう。
【掲載例】
1980年 〇〇市で創業
1995年 現在の事業形態へ転換
2005年 新商品「〇〇」を発表
2010年 新社屋へ移転
2018年 ホームページをリニューアル
2022年 SDGsへの取り組みを開始
このように、まずは形にこだわらず、少しずつ情報を追加していけば十分です。
沿革は一度作って終わりではなく、毎年更新していく「生きた資料」として育てていきましょう。地味に見える沿革こそが、実は最強の営業ツールになるのです。
